窓の断熱で節約・悩み解決|サッシ交換編 今ある窓の景観はそのまま、 窓断熱をしたい!

窓の断熱の要望で一番多く問い合わせのある内容です。
別の投稿で、内窓(二重窓)の説明をしていました。
内窓はコスパが良いのと、マンションでも戸建てでも問題なく施工できるからでした。
この記事の、サッシ(窓と窓枠)交換では、色々と制限があります。
そこもお話していきますね。

サッシ交換の種類
サッシの枠ごとサッシ交換
かなり大がかりな工事となります。
なぜかというと、、、窓と窓枠撤去・窓周りの壁を解体・外壁補修・部屋内の壁紙張り替え・新設
する窓と窓枠を設置することになるからです。

思っていたより、かなり大変な工事だから、費用も時間もかかりそう。
正直言って、現在ではサッシの枠ごと交換する工事は、必要ありません。
では、次の項目から、サッシを改良していくリフォーム方法をお伝えしていきます。

サッシの枠をカバーするようにサッシ交換

もともとのサッシの枠の上に、新しいサッシの枠をはめこむ方法があります。
窓の種類を変えられたり、ペアガラスやトリプルガラスへの交換も可能になります。
サッシを樹脂製にすることで、より高い断熱効果も得られます。
交換時間は半日~1日程度です。
デメリットとしては、もともとの窓よりも縦も横も小さくなることくらいです。
掃き出し窓(人が出入りできるような窓)では、下枠の高さが上がるので、つまづきの心配がある
でしょう。
しかし、筆者の経験では、内窓の次にこのカバー工法が選ばれています。
内窓は作りたくないけど、窓断熱をしたいとなれば、この方法が一番だと思います。

カバー工法/YKKap

サッシの枠はそのまま、単板ガラスを複層ガラスにバージョンアップ
窓の枠や、窓自体のフレームはそのまま、ペアガラスを組み込む方法です。
はめ込むガラスの種類や、空気層の厚みを選ぶことができます。
窓を外して、窓のフレームに複層ガラスを入れ込むので、1~2時間で施工が完了します。
デメリットとしては、窓枠が金属であれば、窓枠あたりの断熱性能が低いままということです。
金属は熱が伝わりやすいので、結露が起こったり、冷気が入ってきたりしやすいです。

予算がないけど、少しでも窓断熱をして交換を感じてみたい!という方におすすめです。

ガラス交換で断熱/YKKap

窓断熱で知っておきたいガラスのこと
サッシの様々な交換方法があることは知っていただけましたでしょうか。
せっかく窓をリフォームするのであれば、ガラスの持つ様々な機能を活かすのがおすすめです。

防犯・防災
安全ガラス・防犯ガラス・強化ガラスなど、メーカーによって呼び方は様々あります。
どれも防犯性能のたかい、割れにくいガラスです。
特に、防犯性能試験に合格し、防犯建物部品目録に掲載された商品には『CPマーク』が付いていま
す。
ガラスに、このCPマークがついていると、泥棒はうかつには割ろうとしないでしょう。
CPマークがついているものか、確認しておきましょう。

CPマーク

 

遮熱
Low-Eガラスでも遮熱タイプと断熱タイプがあります。
遮熱タイプは、西日や夏の暑さがきつい部屋の窓におすすめです。

視線を遮る
乳白タイプやすりガラスタイプ、ブラインドが組み込まれたものまであります。
脱衣室やお風呂だけではなく、せっかくガラスを変えるのであればプライバシー保護の点からもガ
ラスを考えてみても良いでしょう。

意匠性
格子が入っていたり、ガラスに柄が入っていたりするものもあります。
お部屋の雰囲気やインテリアに合わせて選んでみてください。

窓断熱について、デメリットも含めてお伝えしてきました。
あなたにとって一番良い方法を選んで、より安全で快適なお家になると良いです♪

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